年調収集機能と連携せずに、年末調整を計算する方法をご案内します。
年調収集機能と連携して年末調整を計算する場合は、下記の関連リンクを参照してください。
操作をする前に
下記の関連リンクにて、ジンジャーで年末調整を実施する一連の流れをご案内しています。
実際に操作をする前一度ご確認をお願いします。
また、年末調整で「所得金額調整控除」を計算する場合は、従業員管理＞給与計算＞［各種課税］タブにて、居住者区分を「居住者」と設定する必要があります。
※各種課税の登録についてはこちら
なお、途中退職者や課税区分が「乙欄」の従業員、死亡退職者に対して源泉徴収票を発行する場合は、以下の関連リンクを参照してください。
操作可能な権限
以下のいずれかが付与された従業員のみ操作できます。
・マスタアカウント（初期に発行されるアカウント）
・システム管理者権限
・給与管理者権限
・給与担当者権限
・給与カスタム権限
操作方法
はじめて対象年の年末調整をする場合は［新規計算開始］、すでに対象年の年末調整を開始している場合は［計算処理］にて操作を進めてください。
本ページでは［新規計算開始］から操作を進める方法をご案内します。
1．年末調整＞［新規計算開始］をクリックします。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象年 |
今まで年末調整を開始した対象年のうち、最新の年を表示します。 |
| 新規計算開始 |
クリックすると、新規計算開始画面に移動します。 |
| 計算処理 |
対象年を選択してからクリックすると、その年の年末調整の操作を再開できます。 【［データ取得］をクリック】 【［そのままSTEP1へ］をクリック】
ポン
［計算処理］をクリックした際に、完了していない別の処理がある場合には以下の画面が表示されます。 |
| 処理削除 | 対象年を選択してからクリックすると、その年の年末調整の申告書情報・計算結果を削除します。 ※削除後のデータの復元は不可 |
| 年度処理対象者 | 対象年を選択すると、その年の年末調整にて年末調整の対象者と判定された人数を表示します。 ※年度処理対象者の条件はこちら ※今までに開始した計算対象年がない場合は「0」を表示 |
| 源泉徴収票発行済 |
対象年を選択すると、その年の年末調整にて源泉徴収票が発行済またはWeb明細の公開設定をしている人数を表示します。 |
| 年調対象外 |
対象年を選択すると、その年の年末調整にて年末調整の計算の対象外となった人数を表示します。 |
| 年調未計算 |
対象年を選択すると、その年の年末調整のSTEP3：計算処理にて計算処理を実行していない人数を表示します。 |
| 年調計算済 |
対象年を選択すると、その年の年末調整のSTEP3：計算処理にて計算処理を実行した人数を表示します。 |
| 締め処理済 |
対象年を選択すると、その年の年末調整にて締め処理が完了した人数を表示します。 |
2．新規計算開始画面にて、計算対象年を選択し［開始］をクリックします。
※対象年を選択して［計算処理］をクリック＞給与/賞与のデータ取得の確認画面にて［データ取得］をクリックした際にも、同様のデータを抽出
【従業員情報】
・従業員管理＞基本情報＞［基本情報（会社）］タブの職場氏名/在籍区分/雇用区分
・従業員管理＞基本情報＞［各種課税］タブの課税区分/年末調整区分
・従業員管理＞職歴の中途収入金額
【給与/賞与データ（給与/賞与計算画面の情報）】
・源泉対象額：給与/賞与計算で算出した源泉対象額
・社会保険料計：給与/賞与計算で算出した社会保険料計
・所得税：給与/賞与計算で算出した所得税
・支給日：該当給与データ支給日
・処理月：該当給与データ処理月
・締め日：該当給与データの締め日
・処理月＿回数：該当賞与データの処理月＿回数
3．STEP1：申告書情報登録にて、［次へ］をクリックします。
申告書情報をCSVアップロードで登録する場合はこちら
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名/社員番号 | 従業員管理＞基本情報＞［基本情報（会社）］タブの職場氏名/社員番号を表示 ※クリックすると対象従業員の従業員管理＞基本情報へ移動 |
| 在籍区分 | 従業員管理＞基本情報＞［基本情報（会社）］タブの在籍区分を表示 |
| 退職日 | 従業員管理＞基本情報＞［基本情報（会社）］タブの退職年月日を表示 ※退職年月日が登録されていない場合は「－」を表示 |
| 課税区分 | 従業員管理＞給与計算＞［各種課税］タブの課税区分を表示 |
| ステータス |
以下いずれかのステータスを表示 【締め処理済】 【対象外】 【年調計算済】 【年調再計算対象】 【データ未作成】 【データ作成済】 |
| 源泉徴収票 |
以下いずれかのステータスを表示 【発行済】 【未発行】 |
| アクション |
［編集］ |
|
［削除］ |
［一括再抽出］について
従業員管理にて従業員情報を複数名編集した際に、個別編集画面に移動せずに一括で最新の従業員情報/基本情報/扶養情報/給与情報を再抽出・登録する場合に利用してください。
1.対象従業員にチェックを入れ、［一括再抽出］をクリックします。
2.［再抽出］をクリックします。
［一括初期化］について
登録した申告書情報や計算情報を一括で初期化したい場合に利用してください。
1.対象従業員にチェックを入れ、［一括初期化］をクリックします。
2.［一括初期化］をクリックします。
4．STEP2：計算処理にて、［計算実行］をクリックします。
「編集した項目は計算式を適用しない」にチェックをいれて計算実行をクリックすると、手入力で編集した項目には計算式を適用しません。
計算処理開始画面にて、［計算実行］をクリックします。