正社員やアルバイトなど、給与体系別に給与計算をする際に必要となる基本情報の設定方法をご案内します。
操作をする前に
給与体系の作成/編集をする際は、あわせて共通項目名称の設定も確認してください。
※共通項目名称の設定はこちら
操作可能な権限
以下のいずれかが付与された従業員のみ操作できます。
・マスタアカウント(初期に発行されるアカウント)
・システム管理者権限
・給与管理者権限
・給与担当者権限
設定方法
1.給与設定>給与体系>[新規作成]をクリックします。
2.基本情報を設定します。
No. | 項目 | 内容 |
---|---|---|
① | ID | 半角数字10桁以内で設定してください。 |
② | 給与体系名 | 20文字以内で設定してください。 |
③ | 有効ステータス |
有効/無効 のいずれかを選択してください。 |
④ | 締め日 |
給与計算の際、本項目で設定した日付時点のデータをもとに処理をします。 例)11月20日時点の給与単価を抽出する場合 【賃金台帳への影響について】 例)給与処理月:11月/締め日:20日の場合 |
⑤ | 支給月 | 支給月を選択してください。 |
⑥ | 支給日 | 支給日を選択してください。 ※デフォルトは末日です。 |
➆ | 健保厚年徴収区分 |
注意
給与設定>給与運用の健保厚年徴収区分にて「給与体系単位で設定」を選択している場合のみ編集できます。給与運用の設定についてはこちら 健康保険料・厚生年金保険料を給与から徴収するタイミングを設定します。 ・当月徴収 ・翌月徴収 |
⑧ | 住民税徴収区分 |
注意
給与設定>給与運用の住民税徴収区分にて「給与体系単位で設定」を選択している場合のみ編集できます。給与運用の設定についてはこちら 住民税を給与から徴収するタイミングを設定します。 ・当月徴収 ・翌月徴収 ・前月徴収 |
⑨ | 退職者表示期間 | 締め日より前1カ月/締め日より前2か月 のいずれかを選択してください。 本項目の設定によって、給与計算時に対象者へ追加できる退職者の範囲が変動します。 ※詳細はこちら |
⑩ |
就業日数 就業時間 |
就業日数/就業時間を計算式に組み込む場合に設定してください。 注意
本項目は年ごとに設定する必要があります。特に年が切り替わったタイミングは、本項目の設定漏れにより計算式が正しく動かない事象が発生しやすいため、注意してください。 例)2023年は設定済、2024年は未設定の場合 ・処理月:2023年12月までの給与計算→正常に処理 ・処理月:2024年1月からの給与計算→就業日数/残業時間が組み込まれた計算式がエラーとなり計算結果が0となる |
3.[保存]をクリックします。
保存後は給与体系のマスタを削除できません。
基本情報の保存が完了すると、各項目の計算式を設定するタブが表示されます。