死亡退職者の源泉徴収票を出力する場合は、本ページを参考に出力の操作をしてください。
操作をする前に
死亡退職者の年末調整では、死亡日より前に支給した給与/賞与が対象となります。
死亡日より後に支給日がある場合、その給与は年末調整の対象外となります。
しかし、ジンジャーでは給与計算を処理した時点で課税対象額に加算される仕様です。
そのため給与計算の処理をした後、支給日より前に従業員が死亡した場合、本来の年末調整の結果と差異が発生する場合がありますので注意してください。
例)給与計算の処理日:10月31日/給与の支給日:11月30日/従業員の死亡日:11月17日の場合
本来は11月30日支給の給与は年末調整の対象外となるが、ジンジャーの仕様上10月31日に給与計算を処理した時点で、11月30日支給の給与が年末調整の対象として計算される。
操作可能な権限
以下のいずれかが付与された従業員のみ操作できます。
・マスタアカウント(初期に発行されるアカウント)
・システム管理者権限
・給与管理者権限
・給与担当者権限
操作方法
1.退職区分に「死亡退職」を追加します。
人事設定>基本情報>退職区分タブにある[+追加]をクリックし、「死亡退職」の退職区分を作成します。
※IDは任意で設定してください。
2.対象従業員の退職区分を設定します。
従業員管理>基本情報>基本情報(会社)タブにて、退職区分:死亡退職を設定します。
3.年末調整を開始します。
年末調整>年末調整にて、[新規計算開始]をクリックします。
新規計算開始画面にて計算対象年を選択して[開始]をクリックします。
STEP2(年調収集連携を「利用する」と設定している場合はSTEP3):計算処理まで進み、[計算実行]をクリックしてください。
4.年調結果照会にて、対象従業員のデータを確認します。
年末調整>年調結果照会>対象従業員のアクションにある[編集]>基本情報タブにて、死亡退職の欄に「対象」と表示されているか確認してください。
死亡退職の欄に「対象」と表示されていない場合、最新の人事情報に反映できていない可能性があるたため、再抽出を実行してください。※再抽出についてはこちら
5.対象従業員の年末調整の締め処理をします。
※年末調整の締め処理についてはこちら
6.対象従業員の源泉徴収票を発行します。
※源泉徴収票の出力方法はこちら
源泉徴収表内の死亡退職の欄に「〇」が転記されます。