従業員管理の通勤にて登録した情報は、給与計算時にどこへ反映されますか？ – ジンジャー給与

従業員管理＞通勤に登録された情報は、給与計算時に下記の箇所に反映されます。

①給与計算＞給与データ訂正＞その他＞報酬固定対象額（通勤手当）
②給与計算＞給与データ訂正＞その他＞月割通勤手当（労働保険）
③給与設定＞給与体系＞給与支給項目の下記2項目
・給与支給項目ID34：課税通勤費
・給与支給項目ID35：非課税通勤費

目次 ①報酬固定対象額（通勤手当）
②月割通勤手当（労働保険）
③給与支給項目ID34：課税通勤費/給与支給項目ID35：非課税通勤費

①報酬固定対象額（通勤手当）

従業員管理＞通勤＞支給間隔にて「毎月」「3か月」「6か月」の場合に、支給金額を支給間隔で割った金額が反映されます。
※端数が発生した場合は1か月目に余りを合算します。
※従来の仕様では下記2つの項目が、給与計算＞データ訂正＞その他＞報酬固定対象額の項目に合算されていましたが、報酬固定対象額（通勤手当）を別途設けたため、合算されなくなりました。詳細はこちら
・給与支給項目ID34：課税通勤費
・給与支給項目ID35：非課税通勤費

例）20,660円 ÷ 6か月 + 51,030円 ÷6か月 = 約11,948円（報酬固定対象額（通勤手当））

画像1.png

ポン・ジンジャーで月変算定をする際の通勤手当は、報酬固定対象額（通勤手当）から引用されます。
・下記などのケースで、従業員管理＞通勤に登録してある金額と報酬固定対象額（通勤手当）が異なる場合は、修正する必要があります。
例）
①出勤日数 × 通勤単価などで通勤費を計算している場合
②従業員管理＞通勤の項目を利用せずに、給与計算時に通勤費を手動で入力している場合
③給与支給項目ID34：課税通勤費/給与支給項目ID35：非課税通勤費の項目を使用せず、別途通勤費の項目を作成している場合
※［その他］タブ内の、報酬固定対象額/報酬変動対象額/報酬固定対象額（通勤手当）が重複して計上されないよう注意してください。画像3.png

②月割通勤手当（労働保険）

従業員管理＞通勤＞支給間隔にて「毎月」「3か月」「6か月」の場合に、支給金額を支給間隔で割った金額が反映されます。
※離職証明書を作成する際、通勤費を按分したものとして利用できるよう、端数処理などをしています。詳細はこちら

例）20,660円 ÷ 6か月 + 51,030円 ÷6か月 = 約11,948円（月割通勤手当（労働保険））

画像2.png

注意

報酬固定対象額（通勤手当）/月割通勤手当（労働保険）は従業員管理＞通勤の情報を直接抽出するため、給与の計算結果とは連動していません。
通勤の項目に登録している通勤費以外の金額を、報酬固定対象額（通勤手当）/月割通勤手当（労働保険）に反映させたい場合は、別途手動で修正してください。

【画面上で修正する場合】
1．給与計算＞データ訂正より該当従業員の［編集］をクリックします。
2．報酬固定対象額（通勤手当）/ 月割通勤手当（労働保険）の金額を修正します。
3．［計算実行］をクリックします。
※操作動画はこちら

【CSVアップロードで修正する場合】
1．下記のテンプレートをダウンロードします。
jinjer_【インポート】報酬固定対象額（通勤手当）.csv
jinjer_【インポート】月割通勤手当（労働保険）.csv
2．CSVを開き、社員番号と報酬固定対象額（通勤手当）/ 月割通勤手当（労働保険）を入力します。
3．インポート＞インポートより、作成したCSVをアップロードします。
※操作動画はこちら