従業員へ賞与を振り込むための計算方法をご案内します。
賞与の処理月を更新し、賞与計算対象者の確認、対象月の計算ができます。
操作可能な権限
以下のいずれかが付与された従業員のみ操作できます。
・マスタアカウント(初期に発行されたアカウント)
・システム管理者権限
・給与管理者権限
・給与担当者権限
・給与カスタム権限
操作方法
1.賞与計算>[賞与計算]をクリックします。
2.[新規計算開始]をクリックします。
3.各項目を設定の上、[開始]をクリックします。
項目 | 内容 |
---|---|
計算対象月 |
賞与計算をする対象月を選択します。 |
処理基準日 |
従業員の情報を抽出する基準日を選択します。 |
支給日 |
賞与の支給日を選択します。 注意
STEP2:税/社保更新にて、更新者の判別ロジックに影響します。 |
回数 |
賞与の支給回数を選択します。 |
算定期間 | 算定期間を選択します。
ポン 所得税の計算において、設定された算定期間を参照します。
|
明細書名 | 明細書の名称を40文字以内で設定します。 デフォルトは「計算対象月 回数 賞与支給明細書」で設定されています。 注意
[開始]をクリック後は名称を編集できません。 |
4.STEP1:計算対象者追加にて、対象者を選択します。
[未追加タブ]にて計算対象となる従業員にチェックを入れて、[対象者追加]をクリックしてください。
計算対象者に 追加できる条件 |
下記が設定されている従業員 従業員管理>給与計算>[各種課税]タブ 従業員管理>給与計算>[賞与振込設定】タブ ※入社年月日が処理基準日より未来の従業員は表示されません。 |
---|
計算対象者を追加できたら[次へ]をクリックします。
5.STEP2:税/社保更新にて、税項目や社会保険料に関する情報を更新します。
[税/社保]タブ
更新条件に該当する従業員は、税項目/介護保険/健康保険/厚生年金の更新対象者となり、それぞれの欄に更新情報が表示されます。
※更新対象者の表示ロジックについてはこちら
情報を更新したい従業員にチェックを入れて[税/社保更新]をクリックします。
税/社保更新画面にて[更新]をクリックすると、チェックを入れた従業員の情報が更新されます。
[休職者一覧]タブ
各従業員に対して、社会保険料(康保険料/介護保険料/厚生年金保険料/厚生年金基金保険料/子ども・子育て拠出金)の計算をするか否かを設定できます。
産前産後休業または育児休業期間中の従業員に対して、社会保険料を徴収しない場合などに活用してください。
検索条件を指定して[検索]をクリックすると、検索条件に該当するかつ従業員管理>社保・労保>[社会保険]タブの社保加入区分が「加入」となっている従業員が一覧で表示されます。
情報を更新したい従業員にチェックを入れて[社保計算の有無更新]をクリックします。
社会保険料の計算有無の更新画面にて、社保計算の有無を選択し[更新]をクリックします。
一度社会保険料の計算を「計算しない」とした従業員は、処理月当月以降の賞与計算時に社会保険料が計算されなくなります。
休職期間が明け、社会保険料を計算したい場合は、[休職者一覧]タブにて再度社会保険料の計算を「計算する」に更新する必要があります。
[税/社保更新]タブ/[休職者一覧]タブそれぞれで更新が完了したら、[次へ]をクリックします。
6.STEP3:支給控除登録にて、支給控除項目およびメッセージを手入力で編集します。
編集した情報を登録する場合、編集後に[登録]をクリックして、[次へ]をクリックしてください。※CSV一括で編集する場合はこちら
ポン
[メッセージ]タブにて、賞与明細に記載するメッセージを一括登録もしくは個別登録できます。
※メッセージは200文字以内で入力してください。
【一括登録する場合】
1.対象者選択にて対象従業員を選択して、メッセージを入力し[反映]をクリックします。
2.メッセージの反映がされたら、[登録]をクリックします。
7.STEP4:計算処理にて、[計算実行]をクリックします。
[遡及計算連携]をクリックし、遡及計算の処理年月と遡及計算名称を設定して[データ取得]をクリックしてください。
※事前に、給与設定>給与体系>賞与支給項目タブ/賞与控除項目タブにて、遡及計算項目を用いた計算式を設定する必要があります。計算式の設定についてはこちら
遡及計算連携日時に日時が表示されれば、遡及計算データの連携は完了です。
「編集した項目は計算式を適用しない」について
本項目にチェックを入れて計算実行をクリックすると、STEP3:支給控除登録で手入力やインポートされた値は適用されず計算実行されます。