計算式の設定例をご案内します。
計算式の設定方法については下記の関連リンクを参照してください。
目次
設定例1.控除となる計算式を設定したい場合
設定例2.給与区分:日給月給の時給を算出したい場合
設定例3.給与区分:時給の割増単価を算出し、法定外残業手当を計算したい場合
設定例4.設定されている役職をもとに役職手当を支給したい場合
設定例5.給与の一部を現物支給したい場合
設定例6.計算式に「前月分の給与計算結果」を組み込みたい場合
ジンジャー勤怠をご利用のお客さまへ
設定例1.控除となる計算式を設定したい場合
支給項目で控除となる計算式を設定できます。
例)欠勤控除額を計算する場合
計算式:(欠勤日数 × 欠勤控除単価)×(-1)
計算式に「-1」を入れる場合、()で囲む必要があります。
設定例2.給与区分:日給月給の時給を算出したい場合
例)時給の端数が1未満切り上げ/当該従業員に基本給(給与支給単価1)と役職手当(給与支給単価2)が登録されている場合
計算式: ①1未満切り上げ(②基本給 + 役職手当)÷ ③就業時間(給与処理月))
①求めた時給の端数処理を()の前に配置します。
②時給算出のもととなる従業員に設定されている給与支給単価を設定します。
③月の就業時間ごとに時給を変動させたい場合は、就業時間で除算します。
※就業日数や就業時間の設定方法はこちら
設定例3.給与区分:時給の割増単価を算出し、法定外残業手当を計算したい場合
例)時給の端数が1未満切り上げ/当該従業員に基本給(給与支給単価1)が登録されている場合
計算式:①1未満切り上げ(②給与支給単価1 × ③1.25)× ④法定外残業時間
①求めた時給の端数処理を()の前に配置します。
②時給算出のもととなる従業員に設定されている給与支給単価1を設定します。
③割増率(法定外残業の割増率25%の場合「1.25」)を乗算します。
④法定外残業時間を登録する給与勤怠項目を乗算します。
設定例4.設定されている役職をもとに役職手当を支給したい場合
例)役職が部長(ID:1)であれば20,000円支給、それ以外であれば支給なしの場合
計算式:①IF(②役職=1 ,③ 20000 ,④0)
①IFを選択します。
②論理式に条件を設定します。
※従業員情報の区分を使用する場合は、その区分に設定されているIDで指定します。
※役職はマスタを設定する必要があります。詳細はこちら
③TRUE値に、論理式の条件にあてはまる場合に出したい結果を入力します。
④FALSE値に、論理式の条件にあてはまらない場合に出したい結果を入力します。
※TRUE値/FALSE値の中に四則演算の式設定もできます。
設定例5.給与の一部を現物支給したい場合
例)商品券4万円を支給する場合
設定方法A.支給項目(給与支給項目)として登録
対象の給与支給項目で以下のとおり登録します。
給与支給項目名:商品券
計算式:40000
計算設定:計算設定1
給与データ訂正では以下のように表示されます。
設定方法B.控除項目(給与控除項目)として登録
対象の給与控除項目で以下のとおり登録します。
給与控除項目名:経費精算
計算式:40000
給与データ訂正では以下のように表示されます。
設定方法C.従業員の給与振込設定にて対応
設定方法A/Bの計算式を登録する方法とは異なり、従業員の給与振込設定にて対応する方法です。
※給与振込設定の詳細はこちら
設定の一例)
・現金:固定額 口座1:残額
・設定画面:[従業員]>[給与振込設定]タブ
給与データ訂正では以下のように表示されます。
設定例6.計算式に「前月分の給与計算結果」を組み込みたい場合
前月分の給与計算結果を引用する項目を使用してください。
計算式設定画面の選択可能な項目のうち、「登録されている項目名称(前月分)」の形式の項目です。
当該項目を使用するためには、事前に前月の給与計算の締め処理を完了しておく必要があります。
締め処理されていない状態で当該項目を計算式へ組み込んだ場合、計算結果は0となります。
例)3か月間の平均賃金(基本給+役職手当)を算出する場合
計算式: ① 3か月間の合計賃金 / ②3か月間の暦日数の合計
※下記画像のID11参照(画像クリックで拡大します)
①3か月間の合計賃金を算出するために、事前に「1か月前の賃金」「2か月前の賃金」「3か月前の賃金」を用意し、前月分の給与計算結果を引用する項目を使用して計算式を設定します。
※下記画像のID3/4/5参照
②3か月間の暦日数の合計を算出するために、事前に「1か月前の暦日数」「2か月前の暦日数」「3か月前の暦日数」を用意し、前月分の給与計算結果を引用する項目を使用して計算式を設定します。
※下記画像のID7/8/9参照
※下記はあくまで一例ですので、実際の用途に応じて項目名称および設定式を設定してください。
ジンジャー勤怠をご利用のお客さまへ
「固定給」と「残業手当などの変動項目」とで締め日や支払いタイミングが異なる場合に、給与計算時に適切な単価を抽出するための計算式の設定方法をご案内します。
例)締め日: 毎月20日/給与処理月: 2021年5月/固定給が当月払い/残業手当が翌月払い の場合
給与計算時に抽出される単価は、項目ごとに下記のとおりです。
| 項目 | 給与計算時に抽出される単価 |
|---|---|
| 給与支給単価1 | 2021年5月20日時点で有効な単価を抽出 →固定給(当月払い)の計算式に使用する |
| 給与支給単価1(前月分) | 2021年4月20日時点で有効な単価を抽出 →残業手当(翌月払い)の計算式に使用する |
上記を前提に、ジンジャー勤怠で管理している値を利用した法定外残業手当の算出方法は下記を参照してください。
設定例A.基本給から日割りで残業単価を算出し、それをもとに残業手当を計算
「給与支給単価1」といった基本給(月単価)の項目をもとに時間単価を算出したうえで、残業手当を計算します。
計算式:①給与支給単価1(前月分) ÷ ②20 × ③1.25 × ④総法定外残業時間(前月分)(j勤怠)
①前月の月単価を抽出する項目を設定します。
②日割り(所定労働日数20日の場合「20」で除算)して時間単価を算出します。
③割増率(法定外残業の割増率25%の場合「1.25」)を乗算します。
④ジンジャー勤怠で管理している「前月分の総法定外残業時間」を抽出する項目を乗算します。
設定例B.残業単価を抽出する項目を計算式に設定し、残業手当を計算
事前に残業単価を抽出する項目を用意しておき、計算式に設定します。
残業の種類ごとに異なる単価を設定したい場合に適しています。
【事前準備】
1.人事設定>給与計算<[給与勤怠単価]タブにて残業単価用の項目を用意。
例)普通法定外残業単価
2.従業員管理>給与設定>[給与単価]タブの給与勤怠単価にて、1で用意した項目に法定外残業単価を登録。
計算式:①普通法定外残業単価 × ②総法定外残業時間(前月分)(j勤怠)
①普通法定外残業単価を抽出する項目を設定します。
②ジンジャー勤怠で管理している「前月分の総法定外残業時間」を抽出する項目を乗算します。