本ページでは、従業員管理にて給与計算に必要な項目を登録する方法についてご案内します。
操作可能な権限
マスタアカウント(初期に発行されたアカウント)、システム管理者権限、人事管理者権限、
従業員管理権限、カスタム権限にて[給与単価]の権限が付与されているいずれかの従業員のみ
操作が可能です。
設定方法
設定画面:グローバルメニュー>従業員管理
1.[従業員管理]をクリックします。
2.従業員名をクリックします。
3.給与計算にて[編集]をクリックします。
4.[給与単価]タブを開きます。
5.下記項目をプルダウンから選択します。
項目 | 内容 |
---|---|
改定年月日 |
給与の改定日を設定します。 |
グレード1 | 人事設定>給与計算>グレードにて設定したマスタから プルダウンで選択します。 給与単価/グレードマスタを作成する |
グレード2 | 人事設定>給与計算>グレードにて設定したマスタから プルダウンで選択します。 給与単価/グレードマスタを作成する |
給与区分 |
給与区分を選択します。 ※完全月給/時給/日給を登録する方法 もご参照ください。 |
備考 | 255文字以内で入力してください。 |
改定年月日の取り扱いについて
給与単価タブにて入力した情報は、改定年月日に入力した日付をもとに、
給与計算時に利用されます。
そのため、給与処理月より改定年月日が後の日付となる場合、給与計算を行うことができません。
【給与計算が行えない場合】
例)改定年月日 2022年 4月1日
給与処理月 2022年 3月
【給与計算が行える場合】
例)改定年月日 2022年 2月1日
給与処理月 2022年 3月
締め日が影響する場合
上記の改定年月日と併せて、給与設定>給与体系>基本情報タブの「締め日」の情報に応じ、
給与計算が行えない場合があります。
【給与計算が行えない場合】
例)締め日:20日
改定年月日:2022年4月22日
給与処理月:2022年4月
【給与計算が行える場合】
例)締め日:20日
改定年月日:2022年4月1日
給与処理月:2022年4月
支給単価を登録する
①▼ボタンをクリックすると支給単価の入力欄が表示されます。
②グレード1と2が選択されていると「基本給1」に自動で単価が反映されます。
※「基本給1」に自動で単価が反映されている場合でも手入力で異なる数字を上書き編集できます。
※各項目の名称は人事設定>給与計算>給与支給単価のマスタ名称が反映されています。
単価マスタを設定する
※単価は半角数字10桁以内で入力してください。
③基本給1~支給単価25までの入力した金額の合計が表示されます。
➃人事設定>給与計算>給与支給単価で設定した各単価の通貨/現物を参照し、
「➁」にて単価入力されている通貨合計、現物合計を表示します。
⑤人事設定>給与計算>給与支給単価で設定した単価変動区分を参照し、
単価変動区分にて「対象」となる単価の合計が反映されます。
控除単価を登録する
①▼ボタンをクリックすると控除単価の入力欄が表示されます。
②単価は半角数字10桁以内で入力してください。
※自動入力はされません。
※各項目の名称は人事設定>給与計算>給与控除単価のマスタ名称が反映されています。
単価マスタを設定する
③控除単価1~控除単価25までの入力した金額の合計が表示されます。
勤怠単価を登録する
①▼ボタンをクリックすると勤怠単価の入力欄が表示されます。
※勤怠単価は同画面の「▼支給単価」の一番上にある「給与支給単価1」の項目を参照しています。
なお、給与支給単価1は人事設定にて名称を変更できるため、企業様によって名称が異なります。
②単価は半角数字10桁以内で入力してください。
※欠勤控除基準単価、遅早控除基準単価、残業基準単価はジンジャー給与契約時にのみ表示されます。
※欠勤控除単価、遅早控除単価、普通法定外残業単価、深夜残業単価、
休日残業単価、45時間超割増単価、60時間超割増単価は基準単価で入力した数字と
給与設定>給与区分別率設定で設定した率を基に自動計算された数字が表示されます。
小数点は切り上げで計算されます。四捨五入や切り捨てに変更はできません。
※各項目の名称は人事設定>給与計算>給与控除単価のマスタ名称が反映されています。
単価マスタを設定する
※ジンジャー給与をご契約の場合、手入力で編集することはできません。
③編集時のみ表示されます。
クリックすると給与設定>給与区分別率設定で設定した率を基に各単価が自動計算されます。
※同画面の「▼支給単価」の一番上にある「給与支給単価1」の項目が入力されていない場合
反映ボタンはクリックすることができません。
なお、給与支給単価1は人事設定にて名称を変更できるため、企業様によって名称が異なります。
※同画面の「給与区分」にて未選択を選択している場合は表示されません。
給与区分別率を設定する
6.[保存]をクリックします。
7.緑のポップアップが表示されたら完了です。
給与計算項目内のタブは複数同時に保存することはできません。
各タブごとに編集と保存を行ってください。
勤怠単価計算式
項目 | 給与区分 | 計算式 |
---|---|---|
欠勤控除単価 | 完全月給 日給月給 |
欠勤控除基準単価 ÷ 欠勤控除基準日数 |
遅早控除単価 | 完全月給 日給月給 |
遅早控除基準単価 |
日給 | 日給単価(※) ÷ 遅早控除基準時間数 | |
普通法定外残業単価 | 完全月給 日給月給 |
残業基準単価 × 普通残業掛率 |
日給 | 日給単価(※) ÷ 残業基準時間 × 普通残業掛率 | |
時給 | 時給単価 (※)× 普通残業掛率 | |
深夜残業単価 | 完全月給 日給月給 |
残業基準単価 × 深夜残業掛率 |
日給 | 日給単価(※) ÷ 残業基準時間 × 深夜残業掛率 | |
時給 | 時給単価 (※)× 深夜残業掛率 | |
休日残業単価 | 完全月給 日給月給 |
残業基準単価 × 法定休日普通残業掛率 |
日給 | 日給単価 (※)÷ 残業基準時間 × 法定休日普通残業掛率 | |
時給 | 時給単価 (※)× 法定休日普通残業掛率 | |
45時間超割増単価 | 完全月給 日給月給 |
残業基準単価 × 45時間超割増率 |
日給 | 日給単価(※) ÷ 残業基準時間 × 45時間超割増率 | |
時給 | 時給単価(※) × 45時間超割増率 | |
60時間超割増単価 | 完全月給 日給月給 |
残業基準単価 × 60時間超割増率 |
日給 | 日給単価(※) ÷ 残業基準時間 × 60時間超割増率 | |
時給 | 時給単価 (※)× 60時間超割増率 |
※日給単価・時給単価は同画面の「▼支給単価」の一番上にある「給与支給単価1」の項目です。
なお、給与支給単価1は人事設定にて名称を変更できるため、企業様によって名称が異なります。